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Interview

モータの構造を熟知し、いつかは設計業務へ。
1つ1つの仕事に丁寧に向き合い、成長を続けていく。
2022年 新卒入社
K.A
モーションカンパニー設計部

Profileプロフィール

幼い頃からモノづくりに興味があり、高専・大学・大学院と進み、機械力学・材料力学を学ぶ。山洋電気との出会いは、大学時代のインターンシップ。製品開発にかける姿勢やチームワークの良さを体感し、就活時にも第一志望として選考へ。晴れて入社へと至った現在は開発チームの一員として、製品の評価業務に従事している。

Section1
求められる性能に達しているか、
製品を細かく厳しくチェックしていく。

産業用ロボットや自動織機、手術支援ロボットなどに使われるサーボモータ。その新製品開発を手掛けるチームの一員として、試作品の評価や性能試験を担当しています。試験には、モータのパワーや騒音レベル、耐久性など、さまざまな項目が設けられています。同じシリーズの製品であっても、電圧やサイズに応じて、10〜20種ほどあるのですが、そのすべてにおいて求める性能に達しているかを細かくチェックしています。 設計・開発職の入社間もない若手社員は、まずこの評価・性能試験を担当することが基本となっています。たとえば、試験でモータの不具合や違和感が見つかれば、モータを部品レベルまでバラしたり、再度組み立てをおこなったりして、原因を究明することもあります。必然的にモータの構造や部品に詳しくなるため、将来の製品の基本設計や構造設計に役立つ知見や経験を養う期間と考えて、意欲的に取り組んでいます。

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Section2
チームの力で乗り越え、感じる達成感。
海外規格品の認証試験を無事にクリア。

試作品づくりには設計・開発職だけでなく、生産部門のスタッフの協力も欠かせません。あらかじめ、対象のモータがどのくらいの性能が出そうかと、検討やシミュレーションをおこなった上で何か月もかけて試作品をつくります。試験の結果、期待通りもしくはそれ以上の性能が出た時には、チーム皆で達成感を感じられる瞬間です。
先日、新製品の海外規格品の認証試験への対応を、ほぼ1人で初めて任せてもらいました。準備期間は約2か月。試験の項目を調べることから始まり、きちんと試験をクリアできるように、生産部門のスタッフと共にモータをつくり上げていきました。分解・組み立ての試験もあったため、改めてモータの構造の勉強もし直しました。準備はいろいろと大変でしたが、先輩と共に試験機関へ出向いた当日は、何事もなく試験が終えることができました。自分もちょっとは成長できたかなと思えましたね。

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Section3
少しずつ設計の仕事にも関わりたい。
恵まれた環境の中でこれからも着実な成長を。

設計・開発の仕事は、非常に多岐に渡ります。製品の基本設計や構造設計だけでなく、私が今担当している評価や性能試験、さらにはお客さまとコミュニケーションをとることもあります。今は目の前の仕事1つ1つに意味があると考え、細かくメモを取ったり、わからないことは先輩に聞いたりして、不安要素は残さないようにしています。今後は、次の新製品開発の話も出てきている中で、引き続き評価や性能試験の業務にも励みながら、少しずつでも設計の仕事に関われたらと願っています。
大学時代、インターンの際に山洋電気に対して抱いた印象としてあるのは、設計と製造の連携・距離感が素晴らしく、このチームならきっと良いモノをつくれるのではないかということでした。その印象は入社してからも変わらず、とても雰囲気が良く、ものづくりに集中して取り組むことができています。恵まれた環境の中でこれからも着実に成長していきたいと思います。

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Off Time
休みの日の過ごし方

車の運転が好きで、毎週のように峠道を求めてドライブしています。また、スポーツも好きで、会社のテニスコートも毎週のように利用させてもらっています。週末はいろいろとアクティブに動いていることが多いです。先輩方とも仲がいいので、みんなで夜中までテレビゲームを楽しむなんてこともありますね。

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Message

「この仕事に挑戦してみたいです」と自分から先輩や上司に発信していけば、アシスタント的な業務からにはなると思いますが、任せてくれる環境はあります。積極性のある方や成長意欲の高い方は、うちの職場にすごくマッチするのではないかと思います。
私自身もそうでしたが、学校で学んできた内容をそのまま仕事に活かすことは難しく、どうしても未知のことをイチから学ぶという側面は出てくると思います。ただ、当社では先輩たちのサポートも手厚く、知識面での心配は不要なことも伝えておきたいですね。

※掲載内容は取材当時(2023年12月)のものです。

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