プロダクトニュース

1ギガビットEthernetを搭載した
UPS用「LANインタフェースカード」の新製品を開発

2022年9月1日

山洋電気株式会社は、無停電電源装置(UPS)をネットワーク接続するための周辺機器「LANインタフェースカード」の新製品を開発しました。UPSの状態をリアルタイムに監視して、電源トラブルを未然に防ぎ、サーバやシステムを守ります。

LANインタフェースカード

特長

1. 高速通信

データセンタなどの高速大容量ネットワークや、多様なネットワーク環境でも使用できるように、1ギガビットのEthernetを搭載しました。

2. さまざまなサーバをシャットダウンできる

サーバをシャットダウンするための通信方式として、SSH(セキュアシェル)※1の他に、仕組みがシンプルで汎用性が高い「REST API※2」を搭載しました。
通信方式が「REST API」に限定されているサーバでもシャットダウンできます。

3. ユーザの利便性を向上

スクリプト設定ウィザードで簡単にシャットダウン設定ができます。
スマートフォンやタブレットPCからも無線通信※3で監視ができます。
PCがなくても、USBメモリを取り付けるだけで簡単にUPSの動作情報を取り出せます。

※1:情報を暗号化できる通信規格

※2:Web通信で使用される通信方式

※3:市販の当社推奨Wi-Fiドングルが必要

仕様

機能
  • コンピュータの自動シャットダウン(マルチプラットフォーム対応)
  • 電源冗長化コンピュータのシャットダウン
  • 復電時のコンピュータ自動起動
  • スケジュール運転
  • UPSの状態表示(Webブラウザ、SSHまたはTelnet対応)
  • SNMPエージェント(RFC1628、JEMA-MIB)
  • E-Mail送信/受信
  • NTP(Network Time Protocol)対応
  • 設定値ダウンロード/アップロード
  • テスト機能(スクリプト実行、E-Mail送信、SNMPトラップ送信、シャットダウン)
  • syslogサーバへのイベント通知
  • 測定値のしきい値監視機能
  • 統計グラフ表示
  • Modbusマスタ機能/スレーブ機能
  • UPS/Modbus/温度・湿度センサ計測値の収集データ保存
  • USBメモリへの動作情報のダウンロード
  • 無線通信(アクセスポイントモード、ステーションモード)
対応プロトコル TCP/IP, UDP, DHCP, SNMP (v1, v2c, v3), HTTP, HTTPs, Telnet, SSH, FTP, FTPs, SMTP (over SSL/TLS), POP3 (over SSL/TLS), NTP, Modbus RTU, Modbus TCP
外形寸法 W105×D125×H23.5 mm

カタログデータ

日本語版

English

受注開始日

2022年9月1日

価格

オープンプライス

リリースに記載されている内容はすべて、2022年9月1日現在の実績です。
「SANUPS」は山洋電気株式会社の登録商標です。