プロダクトニュース

高効率の常時インバータ給電方式UPS
「SANUPS A11N」を開発

2022年6月30日

山洋電気株式会社は,高効率で並列冗長運転ができる常時インバータ給電方式UPS「SANUPS(サナップス) A11N」を開発しました。変換効率は94%以上※1で,並列冗長運転ができますので,省エネルギーおよび信頼性の向上に貢献します。

SANUPS A11N

10 kVA

特長

1. 高効率

変換効率は94%以上(最大95.1%)※1を実現しました。

2. 高い信頼性

5 kVAのユニットを最大4台組み合わせて,出力容量は最大20 kVAまで拡張できます。
1台を予備ユニットとして使用する並列冗長運転ができ,信頼性の高い電力を安定的に供給します。また,UPSが定期的に自動でバッテリ動作テストをおこないますので,停電時のバッテリ切れによる不作動を防ぎます。

3. 保守が容易

バイパス内蔵タイプは,保守の際に商用給電しながら作業できます。

4. 省スペース

3Uサイズで小型です。EIA/JIS規格の19インチラックへの搭載に適しています。

5. 災害時の蓄電ボックスにも

AC電源がなくてもバッテリから起動し,出力することができるバッテリスタート機能※2を選択できます。

※1:出力容量5 kVA,単機の場合。

※2:注文時に選択できる機能です。

仕様

定格出力容量 5/10/15/20 kVA
運転方式 常時インバータ給電
交流入力 相数線数 単相2線
定格電圧 200/208/220/230/240 V
入力力率 0.95以上
交流出力 相数線数 単相2線または単相3線
定格電圧
(機種により異なります)
200/208/220/230/240 V
100 Vまたは100 V/200 V
定格力率 0.9(遅れ)
バックアップ時間 5分
使用環境 周囲温度:0~+40°C,相対湿度:10~90%(結露なきこと)

※ 周囲温度25°C,初期値,負荷力率0.9の場合。

カタログデータ

日本語版 [146KB]

English [94KB]

用途

サーバ,通信基地局,工場設備など

受注開始日

2022年7月15日

価格

オープンプライス

リリースに記載されている内容はすべて,2022年6月30日現在の実績です。
「SANUPS」は山洋電気株式会社の登録商標です。