プロダクトニュース

装置への組み付けを簡単にする
リニアサーボモータ多軸一体ユニットを開発

2022年3月1日

山洋電気株式会社は,SANMOTION(サンモーション)リニアサーボモータ多軸一体ユニットを開発しました。
小型で,高速の直線駆動ができるシリンダリニアサーボモータを,ユニットに収めました。
4軸一体ユニットを標準として,装置に必要な数・サイズでカスタマイズできます。プリント基板の表面実装機のヘッド部分など,複数のリニアサーボモータが必要になる用途で,装置への組み付けが容易にできます。
同様に半導体製造・検査装置などにも最適です。

リニアサーボモータ多軸一体ユニット

特長

1. 小型で高速

搭載するシリンダリニアサーボモータは,モータ一辺が16 mmと小型でありながら,最大推力11 Nを実現しました。装置の小型・高速・軽量化に貢献します。

2. 装置の組み付け工数を削減

複数のシリンダリニアサーボモータを,必要な数・サイズでユニットに一体化して提供します。
モータ単体ではなく,あらかじめユニットにすることで,組み付け工数を削減します。

3. 装置に合わせた柔軟なカスタマイズ

ユニットのモータ軸数は4軸を標準として,8軸までカスタマイズができます。

※ 11 N(ニュートン)は,質量10 gの物体を垂直方向に2.2 Gで加速させることができる推力です。

リニアサーボモータ多軸一体ユニット例

仕様

搭載するリニアサーボモータ モータ幅 16 mm
最大推力 11 N
定格推力 3.5 N
ストローク 37 mm
エンコーダ分解能 1 μm

カタログデータ

日本語版 [427KB]

English [384KB]

用途

表面実装機のヘッド,半導体製造・検査装置など

受注開始日

2022年4月1日

価格

オープンプライス

リリースに記載されている内容はすべて,2022年3月1日現在の実績です。
「SANMOTION」は山洋電気株式会社の登録商標です。