プロダクトニュース

リチウムイオン電池搭載 常時インバータ給電方式UPS
「SANUPS A11K-Li」 出力容量1.5 kVA,3 kVAを発売

2019年11月13日

山洋電気株式会社は,リチウムイオン電池を搭載した常時インバータ給電方式UPS「SANUPS A11K-Li」の19分バックアップモデルを開発,発売しました。
出力容量は1.5 kVAと3 kVAをラインアップ。シャットダウンに時間がかかる仮想化基盤※1や,データセンタの電源バックアップに最適です。

SANUPS A11K-Li 1.5kVA

1.5kVA (2U)

SANUPS A11K-Li 3kVA

3 kVA (4U)

特長

1. 業界トップの幅広い使用温度範囲

使用温度範囲は-20~+55℃を達成。業界トップ※2の性能です。
極寒,酷暑の地域でも安心して使用できます。

2. 省スペース

高さ寸法は,1.5 kVAが2U(86mm),3 kVAが4U(175mm)です。
鉛蓄電池搭載のUPSと比べ小型なので,ラック搭載時の占有スペースを削減できます。

3. 長寿命

リチウムイオン電池を採用。鉛蓄電池を搭載した当社従来品※3と比べて,バッテリの期待寿命が約2倍となりました。
バッテリ交換が10年間不要※4となり,メンテナンスの手間と費用が削減できます。

※1 仮想化基盤:サーバ機器1式で仮想化した複数のOSを動かす仕組み。サーバの費用を削減できます。
サーバやストレージなどの機能を統合し一元管理するHCI(Hyper-Converged Infrastructure)も含みます。

※2 2019年11月13日現在。無停電電源装置で同等の給電方式,電圧,容量,バックアップ時間の場合。当社調べ。

※3 当社従来品型名:A11K(鉛蓄電池タイプ)。

※4 周囲温度30℃,停電10回/年の場合。

仕様

定格出力容量 1.5 kVA 3 kVA
運転方式 常時インバータ給電方式
効率(AC-AC) 91%
交流入出力 定格周波数 50 Hz/60 Hz (自動判別)
相数・線数 単相2線
定格電圧 100 V /110 V /120 V
負荷力率 0.8 (遅れ)
バックアップ時間 19分
使用環境 周囲温度:-20~+55℃,相対湿度:10~90%(結露なきこと)

※周囲温度25℃,初期値,負荷力率0.8の場合。

カタログデータ

日本語版 [826KB]

English [750KB]

用途

仮想化基盤(HCI,仮想化システム),データセンタ など

発売日

2019年11月13日

価格

オープンプライス

リリースに記載されている内容はすべて,2019年11月13日現在の実績です。
「SANUPS」は山洋電気株式会社の登録商標です。