プロダクトニュース

リチウムイオン電池搭載
常時インバータ給電方式の出力容量1~5kVAのUPSを発売

2018年12月12日

山洋電気株式会社は,リチウムイオン電池を搭載した常時インバータ給電方式UPS「SANUPS A11K-Li」の短時間バックアップモデルを発売しました。
バックアップ時間は8~15分で,1kVAから5kVAまでの5つの出力容量をラインアップ。
同等仕様のUPSでリチウムイオン電池の搭載は,業界初※1となります。

SANUPS A11K-Li

特長

1. 業界トップの幅広い使用温度範囲

使用温度範囲は-20~+55°Cを達成。業界トップ※1の性能です。
極寒,酷暑の地域でも安心して使用できます。

2. 軽量化

当社従来品※2と比べ最大で44%軽量化しました。
UPSの輸送や設置の負担を軽減できます。

3. 長寿命

リチウムイオン電池を採用。鉛蓄電池を搭載した当社従来品※2と比べて,バッテリの期待寿命が約2倍となりました。
バッテリ交換が10年間不要※3となり,メンテナンスの手間と費用が削減できます。

※1 2018年12月12日現在。無停電電源装置で同等の給電方式,電圧,容量,バックアップ時間の場合。当社調べ。

※2 当社従来品型名:A11K(鉛蓄電池タイプ)

※3 周囲温度30°C,停電10回/年の場合

仕様

項目 仕様
定格出力容量 1 kVA,1.5 kVA,2 kVA,3 kVA,5 kVA
運転方式 常時インバータ給電方式
切換時間 無瞬断
効率(AC-AC) 91%
交流入出力 定格周波数 50 Hz/60 Hz (自動判定)
相数・線数 単相2線
定格電圧 100 V /110 V /120 V
負荷力率 0.8 (遅れ)
バックアップ時間 8~15分
使用環境 周囲温度:-20~+55°C,相対湿度:10~90%(結露なきこと)

※ 周囲温度25°C,初期値,負荷力率0.8の場合。

カタログデータ

日本語版 [394KB]

用途

サーバ,データセンタ,ネットワーク機器,オンラインシステム,計測システムなど

発売日

2018年12月12日

価格

オープンプライス

リリースに記載されている内容はすべて,2018年12月12日現在の実績です。
「SANUPS」は山洋電気株式会社の登録商標です。