高信頼の常時インバータ給電方式 UPS「SANUPS A22A」
出力容量5~105kVA三相4線 AC400V系タイプを開発
2018年8月7日
山洋電気株式会社は,高信頼の常時インバータ給電方式 UPS 「SANUPS A22A」を開発しました。入出力の仕様は三相4線 AC400V系タイプのため,アジアや欧州での使用に適しています。出力容量は5kVAから105kVAまで幅広く選択できます。停電や電圧低下が起きても無瞬断で電力を供給できます。
特長
1. 業界トップ※1の高効率
- 高効率94.5%を達成しました。ランニングコストを低減し,省エネルギーに貢献します。
2. 柔軟なシステム構成
- 5kVAごとのモジュール構造なので,用途に合わせて出力容量を選択できます。
- 増設バッテリモジュールとの組み合わせで,停電時のバックアップ時間を延長できます。
3. 高信頼
- 常時インバータ給電方式なので,常に安定した良質の電力を供給できます。
- 並列冗長運転をすることで,給電の信頼性をより高めることができます。
4. 幅広い入力範囲
- 入力電圧範囲は240V~460V※2,入力周波数範囲は46Hz~54Hz※3とワイドレンジです。
入力電源が不安定でも,バッテリ運転への切換頻度を低減し,バッテリの消耗を抑制できます。
5. 保守が容易
- UPSの前面からバッテリやインバータモジュールを脱着できます。
- 並列冗長運転中であれば,インバータ給電をしながらインバータの保守作業ができ,作業中に停電が発生しても給電を継続できます。
※1 2018年8月7日現在。常時インバータ給電方式UPSで,同等の電圧・容量の場合。当社調べ。
※2 入力電圧を400Vに設定の時。
※3 入力周波数を50Hzに設定の時。
仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
運転方式 | 常時インバータ給電方式 |
定格出力容量 | 5~105 kVA |
入出力 | 三相4線 380/400/415 V |
変換効率 | 94.5% |
負荷力率 | 0.7 (遅れ)~1.0 |
バックアップ時間※ | 10~180分(出力容量など条件により選択) |
使用環境 | 周囲温度:0~+40℃,相対湿度:10~95%(結露なきこと) |
※周囲温度25°C,初期値,負荷力率0.75の場合。
カタログデータ
用途
サーバ・ネットワーク環境,データセンタ機器,工場設備,動力設備など
発売日
2018年8月7日
価格
オープンプライス
リリースに記載されている内容はすべて,2018年8月7日現在の実績です。
「SANUPS」は山洋電気株式会社の登録商標です。