高速フィールドバスEtherCATインタフェース,高速処理CPU搭載の
モーションコントローラ「SANMOTION C」を開発
2016年 6月 1日
山洋電気株式会社は,モーションコントローラ「SANMOTION C」に,高速フィールドバス※1 EtherCATインタフェースを搭載し,CPUの処理能力を高めたモデルを開発しました。
ロボット,搬送装置,半導体製造装置,一般産業機器に最適です。
特長
1. 業界トップのロボット制御数
1台のコントローラで,2台の6軸多関節ロボットを制御できます。
当社従来品※2に比べ,処理能力は約2倍です。
2. 高速フィールドバスEtherCATインタフェース搭載
100Mbpsの高速かつ信頼性の高い通信ができるフィールドバス※1により,
当社従来品※2に比べ,通信が高速になり※3,より精度の高い制御を実現しました。
※1 装置とコントローラ間の信号のやり取りを,デジタル通信を用いておこなう規格のこと。
※2 当社従来品:コントローラ 「SANMOTION C」 型番CP242‐A。
※3 モータの数が32軸の場合,通信周期は1ms。
仕様
型番 | SMC263X | SMC265X | |
---|---|---|---|
CPUクロック | 1.6GHz | 1.8GHz | |
メモリ | RAM | 1GB | |
SRAM | 1MB | ||
インタフェース | EtherCAT (100Mbps) | ||
CAN (125Kbps~1Mbps) | |||
Ethernet (10/100Mbps) | |||
外形寸法 | 高さ120mm×幅270mm×奥行100mm | ||
質量 | 1335g |
用途
ロボット,搬送装置,半導体製造装置,一般産業機器など
発売日
2016年6月15日
カタログデータ
価格
オープンプライス
リリースに記載されている内容はすべて,2016年6月1日現在の実績です。
「SANMOTION」は山洋電気株式会社の登録商標です。