決算報告

営業概況(2013年3月期)

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当連結会計年度における日本経済は,東日本大震災からの復興需要により当初は緩やかな回復傾向にありました。その後,海外経済の減速にともなう輸出の減少により景気後退局面に入りましたが,年度末にかけて持ち直しの動きがありました。

そのような中で,当社グループの主要な販売市場である工作機械,ロボット,半導体製造装置などの設備産業業界において需要が低迷しました。一方,太陽光発電の需要は大きく伸長しました。

その結果,当連結会計年度における連結売上高は64,050百万円(前期比8.5%減)となり,連結営業利益は3,948百万円(前期比15.3%減),連結経常利益は4,503百万円(前期比8.4%減),連結当期純利益は2,957百万円(前期比32.3%減)となりました。

受注高は63,804百万円(前期比5.4%減),受注残高は10,385百万円(前期比2.3%減)となりました。

クーリングシステム事業

クーリングシステム製品「San Ace」は,IT関連の設備投資が停滞したため,工作機械,サーボアンプ,半導体製造装置などファクトリーオートメーション業界向けの需要が低迷しました。

しかし,日本国内を中心に太陽光発電用パワーコンディショナ,電気自動車用急速充放電器,家庭用燃料電池など,環境関連向けの新市場にて需要が増加しました。また,従来からの大口市場であった通信業界向けの需要は,携帯基地局の設備投資の増加により,国内,海外ともに堅調に推移しました。

その結果,売上高は14,933百万円(前期比7.5%減),受注高15,067百万円(前期比4.1%減),受注残高1,913百万円(前期比7.5%増)となりました。

パワーシステム事業

パワーシステム製品「SANUPS」は,エンジン発電機および静止型電源装置ともに需要は堅調に推移しました。なかでも,太陽光発電用パワーコンディ ショナは需要が大幅に伸び,過去最高の出荷量となりました。

その結果,売上高は12,985百万円(前期比28.9%増),受注高13,119百万円(前期比32.7%増),受注残高2,075百万円(前期比6.9%増)となりました。

サーボシステム事業

サーボシステム製品「SANMOTION」は,中国市場の停滞が続き,IT関連の設備投資が停滞したため,工作機械,産業用ロボット,一般産業機械,半導体製造装置,射出成形機向けなど全般的に需要が大きく低迷しました。しかしながらチップマウンタ向けの需要は回復傾向となりました。

その結果,売上高は28,949百万円(前期比20.6%減),受注高27,861百万円(前期比19.5%減),受注残高3,617百万円(前期比23.1%減)となりました。

電気機器販売事業

産業用電気機器,制御機器および電機材料の販売は,通信用機器,半導体関連の需要の回復が遅れ,医療機器関連も低迷しましたが,太陽光発電用パワーコンディショナおよびパワーコンディショナ用盤など省エネルギー,新エネルギー関係の受注が活発でした。また,鉄鋼関連事業における老朽設備更新なども引き合いが増加しました。

その結果,売上高は5,316百万円(前期比2.4%増), 受注高5,658百万円(前期比11.4%増),受注残高2,230 百万円(前期比18.1%増)となりました。

電気工事事業

主な事業分野の製鉄プラント設備関係は,操業率低下の影響を大きく受け,補修費削減,工事の縮小などにより低迷しました。一方で,太陽光発電設置工事の機器,工事設計を含む一括施工の引き合いが拡大し,多くの受注に結びつきました。

その結果,売上高は1,866百万円(前期比12.1%減),受注高2,097百万円(前期比3.1%減),受注残高547百万円(前期比73.1%増)となりました。